少し特別感のある喫茶店でのんびり過ごしたい──そんな気分のときに目に留まるのが、「椿屋珈琲店」と「椿屋カフェ」。
両ブランドとも東和フードサービス株式会社が運営しており、上質なコーヒーやスイーツを楽しめるのが魅力です。
今回は、私自身が椿屋珈琲店と椿屋カフェの両方でケーキセットを注文し、夫と一緒に利用してみたので、その違いや注文したメニューの感想をご紹介します。
目次
「椿屋珈琲店」と「椿屋カフェ」の違い
店舗の雰囲気とコンセプト
- 椿屋珈琲店:大正ロマンをテーマにした重厚でクラシックな内装が特徴。ゴージャスなインテリアの中で、まるで昔にタイムスリップしたかのような非日常感を味わえます。
- 椿屋カフェ:姉妹ブランドとして、高級感を保ちつつもカジュアルな雰囲気をプラス。店内はシックながらも入りやすく、より幅広い層が利用しやすい設計になっています。
メニューと価格帯
両店舗ともサイフォンで淹れるこだわりのコーヒーやケーキ、軽食などを提供していますが、少しずつ価格帯やメニュー構成が異なります。
- 椿屋珈琲店:やや高級寄りの価格帯が設定されており、クラシカルなケーキセットやコーヒーメニューをそろえています。非日常を楽しむ空間にふさわしく、「ちょっと贅沢」を味わいたいシーンにおすすめ。
- 椿屋カフェ:同様の品質を保ちつつ、セットメニューや季節限定スイーツなど、手ごろに楽しめる印象。ランチ利用やティータイムでの気軽な利用もしやすい雰囲気です。
椿屋珈琲店で注文したもの
私:紅茶シフォンケーキセット(1,680円税込)

- ドリンク:紅茶を選択。サイフォンコーヒーが有名な椿屋ですが、紅茶も香りが良く、ゆったりと楽しめました。
- ケーキ:紅茶シフォンケーキはふわふわ感が際立ち、甘さ控えめ。クリームと絡めるとちょうどいいコクが加わり、おいしかったです。
夫:ウィンナーコーヒー(1,280円)

- 感想:豊かなコーヒーの苦味と甘いホイップクリームのバランスが絶妙。飲み口がまろやかで、コーヒー通でなくても楽しめる一杯でした。
椿屋カフェで注文したもの
私:本日のシフォンケーキ&ソフトクリームのドリンクセット(1,780円税込)

- 本日のシフォンケーキ:チョコシフォンが登場。程よいチョコ感で甘すぎず、添えられたソフトクリームのひんやり感がベストマッチ。
- ドリンク:紅茶を選択。クセが少なく飲みやすい味わいで、シフォンケーキとの相性も良かったです。
夫:ストロベリーショートケーキセット(1,870円税込)

- ドリンク:ホットコーヒーをチョイス(とても飲みやすく、クセがないとのこと)。その後、おかわりでデカフェのホットコーヒー(+490円)も注文。普通のコーヒーと比べると少し酸味が強い印象。
- ケーキ:苺の酸味と生クリームのバランスが良く、しつこくない甘さが特徴。紅茶やコーヒーと合わせやすいと感じました。
注目ポイント:2杯目が少し安く頼める
2杯目のドリンクが少し安くなるメニューがあり、1杯目と種類を変えてもOKとのこと。ただし、すべてのドリンクが対象ではないので、注文前にスタッフさんに確認すると安心です。
コーヒーのこだわりと味わい
どちらのブランドも、サイフォンで抽出するコーヒーが大きな魅力。スペシャルティランクの豆を厳選し、豆の特長を引き出すサイフォン式ならではのまろやかで豊かな風味が楽しめます。
- 豆の品質:上位数%のスペシャルティランクに絞っているそうで、豆選びから妥協しない姿勢が伺えます。
- 淹れ方:コーヒーマイスターの資格を持つスタッフが一杯ずつ丁寧に抽出。演出効果もあって「特別感」を味わえます。
まとめ:気分やシーンに合わせて選びたい2つの姉妹店
- 椿屋珈琲店:大正ロマンの重厚感を味わいたい、特別感重視ならこちら。価格はやや高めですが、その分贅沢な内装とこだわりのコーヒーを楽しめます。
- 椿屋カフェ:高級感がありつつも、もう少しカジュアルで入りやすい雰囲気を求める方に。ランチセットやケーキセットなど、お得に楽しめるメニューも充実しています。
どちらの店舗も上質なコーヒーやケーキをゆったり味わえるので、気分やシーン、予算に合わせて使い分けると良さそう。
老舗らしいクラシカルな雰囲気を堪能したいなら「椿屋珈琲店」、ちょっとリラックスしたカフェタイムを楽しみたいなら「椿屋カフェ」──あなたのスタイルに合う空間を選んで、サイフォンコーヒーとスイーツの至福のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。