昨年12月30日に100万語達成、今年に入って+100万語ということで200万語突破しました☆
100万語達成時の英語力
100万語達成時の話はこちら⇩
英語多読で一番有名なサイト「SSS」のレベルではYL 3.0にやっとチャレンジし始めたくらいのレベルでした。
私が目指しているのは「ハリーポッターシリーズ(YL 6.0-8.0)」なのでまだまだ先は遠い…。
200万語達成時の英語力
では、プラス100万語読んでどんな変化があったかというと、YL 4.0~くらいにレベルアップしました。200万語達成時にはレベル4に入るくらいにしたいと思っていたので予定通りでした。
今までに英語に接することが少なかった場合などはレベル2と3の本をとにかくたくさん読んだ方がいいとのことだったので、レベル4までいかないくらいの本を重点的に読み、最後らへんでレベル4の本に数冊挑戦し、問題なく読み進めることができました。
多読で一番大事だと思うポイント
個人的に思う多読で一番大事なポイントは、自分の英語力を過信してレベルの高い本を読もうとしないことだと思います。焦りは命取りです。
難しいとわかってあえて挑戦するきりん読みという方法は良いと思います。実際に私も自分のレベル以上の本を今も少しずつ読んでいます。そうではなくて、自分を過信して無理にレベルを上げると、読めないことで自分が傷つき、多読への意欲が急速に失われてしまいます。経験者は語る。学生時代の自分、なぜこれに気付かなかったのか。
語彙制限本は簡単、だからこそ児童書を多く読む
同じレベルでも、語彙制限本と児童書では、圧倒的に児童書の方が難しいです。
語彙制限本は、語彙や文法を制限しているから本当に読みやすい。そして英語学習者向けに作られているので大人が読んでも面白い話が多いです。
The Absent Author A TO Z MYST #01 ABSENT AUTHOR (A to Z Mysteries) [ Ron Roy ]
(⇧AtoZシリーズ全26巻読破。YL 3.0-3.5。話は簡単だけど3人のキャラがかわいいので読めた。癒し)
一方児童書は、同じレベルとはいえ見たことも聞いたこともないような言い回し、比喩、単語などが出てきます。まぁそういうフレーズは、物語の本筋には関係ないことが多いのでストーリーを追う分には問題なのですが、スラスラ読むことができる語彙制限本とは違ってひっかかりを感じながら読む進める感じで読むのに時間がかかります。慣れてきますが。
そしてなによりもレベル2〜3前半までで読むことができる児童書というのは、子供のための本という感じでストーリーが単調で先が読める系で大人が読んでもあまり面白くないものが多い印象。飽きちゃうんですよね。
でも私が読めるようになりたいのは語彙制限本ではなくて「ハリー・ポッター」や普通の洋書です。なので意識的に語彙制限本ではなく、普通の本を多く読むようにしています。
TWITS,THE(B) [ ROALD DAHL ]
レベル3後半以降になってくるとロアルド・ダール(レベル3ではまだ読めませんが「チャーリーとチョコレート工場」や「マチルダ」の原作者)の短編⇧などが読めるようになってきて、児童書も面白くなってきます。ここまで到達できれば児童書にも楽しみを見出せるヨ。
ぷい的語彙制限本の使い方
語彙制限本はレベルを上げるときのスターターとして読んでいます。
レベル3から4の本に挑戦してみよう!と思った時に急にレベル4の児童書を読むのではなくて、語彙制限本のレベル4の本を何冊か読んで、よし!このレベルの本が問題なく読めるぞ!と確認をしてから児童書に挑戦するようにしています。そうすることでつまずかないので自分を傷つけることもなく、多読を楽しむことができ、目標に向けて進み続けることができるのでおすすめ。
おまけ:面白かった本
Who Was Marie Antoinette? WHO WAS MARIE ANTOINETTE (Who Was?) [ Dana Meachen Rau ]
Who Was?/Who Is?シリーズは児童書の救世主。大人が読んでも「へぇ〜!」って感じで面白いし内容も充実、イラストも多いので読みやすい方だと思います。
Who Was Walt Disney? WHO WAS WALT DISNEY (Who Was?) [ Whitney Stewart ]
どれを読んでも面白い。安定の品質。レベルはYL 2.8-3.8くらいですが、レベル3の本がある程度読めるようになってから読むのがおすすめ。当たり前ですが知っている人について読む場合と、全く知らない人について読む場合では難易度は全然違います。
WHERE IS WALT DISNEY WORLD?(B) [ JOAN HOLUB ]
姉妹シリーズとして「Where Was/Is」「What Was/Is」などもあり、こちらもおすすめです。
KISS BEFORE DYING,A (W/CD) [ NMR/INTERMEDIATE ]
今まで読んだ語彙制限本の中で一番面白かったのが、アイラ・レヴィンの「A Kiss before Dying」。リトールド版(原作を読みやすく書き直したもの)でYL 3.8です。映画化もされていますが、これは小説で読んだ方が面白い話なのでは?
な〜んにもネタバレしたくない!とにかく面白かった。主人公が誰なのか結構最後までわからないっていうのが面白かった。
語彙制限本も当たり外れが多いのですが、面白い本に当たる確率を上げる方法としては「リトールド版」を選ぶことでしょうか。やっぱり映画化されている作品やリトールドされるような人気小説は面白い確率が高いです。
ステップフォード・ワイフ [ ニコール・キッドマン ]
かなり昔に見た「ステップフォード・ワイフ」という映画、世にも奇妙な物語って感じで面白かった記憶(と美しきニコール・キッドマン)があって、なんとその原作者がアイラ・レヴィンでした。それはこの本も面白いわ。