習慣化した甘いものから抜け出すコツと、意外なメリットを紹介
お菓子が大好きで、以前は「開封したら1袋一気に食べる」「ケーキを2〜3個平らげる」「ファミリーパックを2日で完食」など、甘いもの&しょっぱいものを毎日食べる生活を送っていました。しかし今では、お菓子がなくても平気になり、むしろ身体も気分も楽になったと実感しています。
「どうやってやめられたの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。ここでは私が実践した、お菓子を減らすまでのステップやモチベーション維持のポイント、その結果得られたメリットなどをまとめました。
目次
1. そもそもお菓子が大好きだった

- 一人暮らし時代:料理はほとんどせず、パン、うどん、フルーツ、お菓子を適当に食べるだけの日々。栄養バランスはお察し…
- 仕事のストレスでファミリーパック完食:新卒で入った会社では外回りの営業職だったので、ストレスでおかしを食べる量が急激に増えました。ファミリーパックのチョコなどを買って会社のデスクに置いておき、残業中の気分転換に狂ったようにお菓子を食べていた時期も
- 夫との出会いがきっかけ:夫はほとんどお菓子を食べない人。比較対象ができたことで自分の食べ方が「異常かも…」と気づいた
2. 夫からの影響で徐々に量が減る

夫と出会って、圧倒的におかしの食べる量が減りました。
人間、身近に比較対象がいると「あ、自分ってちょっとおかしかったのかも?」と冷静になれるのかもしれません。
夫はほとんどお菓子を食べない人で、むしろ私と出会って食べる機会が増えたという感じだそう。なので基本的にはお菓子は食べないし買いません。
私の実家はお菓子たくさんストック派、夫の実家はお菓子を家に置かない派という違いからでしょうか。
どうして食べなくてもいられるのか聞いてみた
夫に、どうしてお菓子をあまり食べなくてもいられるのか聞いてみたら、「虫歯や糖尿病になりたくないから」だそう。それはそうですね…。健康第一。
なぜお菓子を減らそうと思ったのか
- 健康リスクへの不安
・虫歯や糖尿病など、夫の「健康第一」意識に影響を受け、考え直すようになった - 惰性で食べる量が多かった
・実際に食べたくて食べるというより、「習慣として食べる」「手持ち無沙汰で口にしてしまう」状態が続いた - お菓子に依存している自分に気づいた
・ファミリーパックをストックしないと落ち着かない。「なければ不安」という感覚があった
3. 私が実践したお菓子断ちのステップ
お菓子中毒者だったので、毎日食べていたお菓子を急にやめるのは無理。ということで、下記の方法を試してみました。
(1) まずはナッツに置き換えてみる

- 無塩ミックスナッツを常備し、「お菓子がほしい!」と思ったらナッツを食べるようにした
- 一時的には成功したが、ナッツに飽きると結局お菓子に戻ることも…
- ただし「1袋一気に食べる」などの爆食は減り、クッキーなら2、3枚、ポテチも1週間にわけて食べるなど量をコントロールする意識が芽生えた
(2) ごはんをしっかり食べる

一番効果がある、というより、これをしないからお菓子を食べたくなるのだと思うのですが、「ごはんをしっかり食べる」「よく噛む」これが本当に大事です。
- 3食バランスよく食べると、間食したい欲求が減る
- 早食い・噛まない癖があると空腹感が強まり、お菓子に走りがち
- 特に昼食で炭水化物をちゃんと摂ることが、夕方以降のお菓子欲を抑えるポイントだった
(3) 習慣を変える

- 毎日15時のおやつ→コーヒー or 紅茶のみにシフト
- お菓子断ち初日は「お菓子食べたい…」と1日中そわそわしたが、2日我慢すると3日目には欲求が激減。先に日々食べるお菓子の量を減らしていたのが良かったのかも?
- 間食としての“代わりのもの”もなるべく置かず、「何も食べない」ことを習慣化
4. それでも本当に食べたいお菓子はOK
- 「もう二度とお菓子は食べない!」わけではない
- スイーツ好きなので、ケーキやクッキー缶は特別な日に楽しむ
- 惰性で食べるのではなく、“本当に好きなもの”だけ
- そうすることで満足感が高まり、むしろ少量で満足できる
本当に好きなお菓子だけ食べるの、最高に美味しくてしあわせ。
5. お菓子を控えて得られたメリット
- 元気になった
- 偶然かもしれませんが、夕方頃のめまいや低血糖っぽい症状が減り、頭痛もあまり起きなくなった
- 精神的に安定
- 「あぁまた食べちゃった…」という罪悪感が消え、自己肯定感が上昇
- 味覚がリセット
- シンプルな甘みでも「こんなにおいしかったんだ」と感じられるように
6. まとめ:2日我慢で3日目には「どうでもいい」境地へ
お菓子が大好きで毎日のように食べていた私が、2日間だけ我慢したら、3日目には「別になくても平気だな」と思えるようになりました。
- 無理のない段階的なステップ:ナッツ置き換え→毎食しっかり摂る→習慣を変える
- “本当に好きなお菓子”だけ食べる:食べたい欲求があっても、常に手元にストックせず、ちょっと贅沢に楽しむ方が満足度が高い
- 体調・気持ちの面でもプラス:甘いもの依存のストレスや罪悪感が減り、むしろ余裕が生まれた
もし「お菓子がやめられない」「ついつい習慣で食べ過ぎてしまう…」とお悩みなら、お菓子を食べる量を減らした後、2日だけ頑張ってお菓子断ちしてみると変化があるかもしれません。意外と早く、欲求が落ち着くことに驚くはずです。