アザラシまるごとBOOK (TATSUMI MOOK) を読んでみた感想

アザラシ好きとしては見逃せない一冊『アザラシまるごとBOOK (TATSUMI MOOK)』を購入しました。

特典ポストカードが付く店舗を探して入手したのですが、表紙だけでなく裏表紙もとても可愛らしく、どのページを開いても癒やしの連続です。

実際に読んでみると、保護活動の詳細や国内外のアザラシ事情が詳しく紹介されていて、「ただ可愛いだけじゃない」深みのある内容に惹かれました。この記事では、本書の注目ポイントや読んで感じた魅力をまとめます。

アザラシまるごとBOOKとは?


アザラシまるごとBOOK/今泉忠明/南幅俊輔【1000円以上送料無料】

『アザラシまるごとBOOK』は、オランダのアザラシ保護施設「Zeehondencentrum Pieterburen」(通称:アザラシ幼稚園)を大きく特集したムック本です。

巻頭にはアザラシ幼稚園の愛らしい姿がグラビアを中心にたっぷり掲載され、スタッフへの特別インタビュー記事も読み応えがあります。

さらに、日本でアザラシを保護する「オホーツクとっかりセンター」の取材レポートや、国内の水族館・動物園など、アザラシに出会えるスポットの情報も充実。

売上と増刷印税の一部が保護施設の支援にあてられるため、読者がアザラシたちを応援できる仕組みになっているのが大きな特徴です。

アザラシ幼稚園の愛らしさに癒される

SNSで「アザラシ幼稚園」として話題になったオランダの保護施設では、負傷したり衰弱したアザラシを保護し、野生に戻すための治療とリハビリが行われています。

本書にはその施設で撮影されたプールでのんびり過ごすアザラシたちの写真が満載で、眺めているだけで優しい気持ちになれます。スタッフの方のインタビューもあり、保護活動の大変さとやりがい、そしてアザラシたちへの深い愛情が伝わってきました。

本書の注目ポイント

  • オランダ「Zeehondencentrum Pieterburen」の巻頭特集
    魅力的なアザラシのグラビアに加え、現地スタッフの声を通じて、保護活動の実態やアザラシたちの個性を知ることができます。
  • 「オホーツクとっかりセンター」の取材レポート
    北海道・紋別市にある国内唯一のアザラシ専門保護施設の取り組みが紹介され、赤ちゃんアザラシや怪我をしたアザラシを保護し、野生復帰を目指す過程を垣間見ることができます。
  • 北海道を中心とした国内スポット情報
    おたる水族館、旭山動物園、ノシャップ寒流水族館など、アザラシに会える施設リストがあり、旅行プランの参考にもなります。
  • 売上の一部が保護支援に
    本書の収益の一部と増刷印税の一部が、オランダと日本のアザラシ保護施設に寄付される仕組み。かわいい写真を見ながら保護活動にも貢献できる点が本書ならではです。

読んでみた感想

まず裏表紙がとても可愛いので、思わず手に取って飾りたくなるほどでした。

本文は動物写真集としてのビジュアル面だけでなく、保護活動や環境問題に関する情報がしっかり盛り込まれていて、読み応えがあります。

アザラシの生態が詳しく解説されているパートは知らないことも多く、単なる写真集にとどまらず勉強にもなりました。

また、特典のポストカード(付属している店舗限定)も可愛らしく、大満足。

何より、自分が楽しみながらアザラシの保護活動に少しでも貢献できると考えると、購入して本当によかったと思います。

まとめ

アザラシ幼稚園の魅力と保護活動に癒される一冊でした。本書はアザラシのかわいさを堪能しつつ、保護活動の現状や国内外の取り組みを知ることができる良書です。

オランダのアザラシ幼稚園や北海道のオホーツクとっかりセンターなど、普段はなかなか目にしない現場の様子を垣間見ることで、アザラシが置かれている環境や人々の献身的な努力を感じられます。

アザラシ好きにはもちろん、動物保護や環境問題に興味がある方にもおすすめの一冊。

表紙だけでなく裏表紙までかわいさ満点なので、書店で見かけた際にはぜひ手に取ってみてください。

自分の楽しみと保護施設への支援が繋がる点でも、購入して良かったと思える内容でした。


アザラシまるごとBOOK (タツミムック) [ 南幅俊輔 ]

ABOUTこの記事をかいた人

30代専業主婦。東京で夫と自由気ままな2人暮らし。カフェタイム命の夫婦。ミニマリストに憧れる元マキシマリスト。散歩でたまに出会うペキニーズが癒し。英語勉強中。好きな映画は『ビッグ・フィッシュ』(何度見ても大号泣)。推しのマッチョはクリス・ヘムズワース(会いに行った)。ハリポタ熱再熱中(ヘドウィグ)。鳥羽水族館のラッコライブカメラLOVE(キラメイ)。最近のマイブームはカービィ☆