「大人の科学マガジン 35mmフィルムカメラ」で楽しむフィルム写真の世界。軽くて持ち運びにも便利

組み立ても撮影もワクワクが止まらない、DIY感覚で学べるカメラキット

近年、デジタル全盛の時代にも関わらず、独特の雰囲気やアナログ感を求めて「フィルムカメラ」を再び手にする人が増えています。そんな中、気軽に組み立てと撮影が楽しめるのが「大人の科学マガジン 35mmフィルムカメラ」(税込5,500円)。本記事では、夫が実際に組み立てた感想と、そのカメラならではの楽しみ方をご紹介します。

大人の科学マガジン 35mmフィルムカメラ

1. 組み立ててわかるカメラの仕組み

所要時間は約30分、ドライバー1本でOK

  • 魅力: 「自分で組み立てられる」体験ができる
  • 必要な道具: ドライバー1本のみ
  • 作業時間: 約30分ほどで完成

夫いわく、「シャッターやフィルム巻き上げの機構が見えるので、カメラがどのように写真を撮るか勉強になる」とのこと。ものづくりが好きな方や、カメラ初心者でも、この組み立て過程だけでもワクワクするはず。

2. 4種類の撮影モードを1台で体験

このフィルムカメラの大きな特徴は、1台で4つの異なる撮影モードを切り替えながら楽しめる点です。

  1. 開放F6.4
    ・レンズを明るく設定し、背景をほどよくボケさせやすい
    ・フィルム初心者でも撮りやすいモード
  2. 絞りF16
    ・被写界深度が深くなり、風景などをくっきり撮りたいシーンに最適
    ・スナップ写真や旅行先での風景撮影で活躍
  3. レンズピンホールF100
    ・レンズをつけたままピンホール撮影ができる珍しいモード
    ・柔らかい描写とレンズ特有のクセが組み合わさり、ちょっと不思議な写りが楽しめる
  4. ピンホールF100(レンズなし)
    ・純粋なピンホールだけで撮影するモード
    ・幻想的な写りが魅力で、アート感のある写真を狙いたい人におすすめ

バルブ機能(Bモード)あり

夜景や光の軌跡を撮りたいときにも対応できるため、長時間露光に興味のある方にもうれしい機能。

3. ハーフサイズでフィルム使用枚数が2倍に

付属アダプターを使うと、ハーフサイズカメラとしても撮影可能。

  • 36枚撮りフィルムなら最大72枚撮影可能
  • フィルムはコストがかかりがちですが、ハーフサイズなら1本で倍の写真が撮れるので練習にも最適
  • フィルム初心者が試し撮りする際にも気軽に挑戦しやすい

4. 組み立て後のカスタマイズも楽しめる

外装はクラシカルなデザインですが、自由にデコレーションが可能。

  • 塗料やステッカーでオリジナルカラーに
  • 革シートを貼ってレトロ感を強調
  • 軽量設計なので汎用ストラップでカスタムもOK

※デコ用の材料や塗料は付属していないため、必要に応じて別途準備が必要です。

5. 実際に撮ってみた感想

  • 夫のコメント: 「フィルムならではの『現像しないと結果がわからない』ドキドキが最高。思った以上に味のある写りが楽しめる」
  • デジタルとは違うアナログ感があり、現像を受け取る瞬間のワクワクは格別
  • 「シャッター音やフィルム巻き上げの手応え」を肌で感じられるのもフィルムならではの魅力

フィルム選びに迷ったらISO400から

  • ISO400が比較的どんなシーンにも対応しやすい
  • 慣れてきたら白黒フィルムやリバーサルフィルムなど、個性的な選択肢に挑戦するのも面白い

6. こんな人におすすめ


大人の科学マガジン 35mmフィルムカメラ 大人の科学マガジンシリーズ / 大人の科学マガジン編集部 【ムック】
  1. フィルムカメラ初心者
    ・ドライバー1本で組み立てられ、操作もシンプル
  2. カメラの構造を学びたい
    ・組み立て時にシャッターや巻き上げ機構を確認できる
  3. DIY・クラフト好き
    ・自分で作ったカメラをデコレーションし、愛着が一層湧く
  4. 味わいのある写真が撮りたい
    ・デジタルにはない柔らかい質感や独特の色合いを楽しめる

7. 注意点とワンポイントアドバイス

  1. 現像・プリントにはコストがかかる
    ・カメラ屋さんやネット宅配サービスなど、料金や納期を比較して選びましょう
  2. シャッタースピードは1/100秒固定
    ・日中の屋外や明るい室内が撮影しやすい
    ・暗い場所ではバルブモードや三脚を活用すると効果的
  3. フィルム装填と巻き上げ
    ・フィルムがしっかり噛み合っているか、撮る前にチェック
    ・ハーフサイズ使用時は撮り終える枚数が倍になるので、巻き戻しに注意

まとめ:学びと楽しみを両立できるDIYフィルムカメラ

「大人の科学マガジン 35mmフィルムカメラ」は、

  • 組み立てを通してシャッター機構やフィルム巻き上げを学べる
  • ピンホール撮影など多彩なモードで写真の幅が広がる
  • ハーフサイズ活用でフィルムコストも節約しつつたくさん撮影

夫曰く「組み立てたカメラだからこそ、撮るたびに“自分が作った感”を思い出して嬉しくなる」とのこと。もし「フィルムカメラに興味があるけれど難しそう…」と感じているなら、最初の一台として挑戦してみてはいかがでしょうか。現像時のドキドキ感や、完成した写真の独特の味わいは、デジタルでは得られない楽しさを教えてくれます。


大人の科学マガジン35mmフィルムカメラ【1000円以上送料無料】

ABOUTこの記事をかいた人

30代専業主婦。東京で夫と自由気ままな2人暮らし。カフェタイム命の夫婦。ミニマリストに憧れる元マキシマリスト。散歩でたまに出会うペキニーズが癒し。英語勉強中。好きな映画は『ビッグ・フィッシュ』(何度見ても大号泣)。推しのマッチョはクリス・ヘムズワース(会いに行った)。ハリポタ熱再熱中(ヘドウィグ)。鳥羽水族館のラッコライブカメラLOVE(キラメイ)。最近のマイブームはカービィ☆