はじめに

「片付けなきゃ…でも動けない」そんな気持ちになること、ありますよね。実は私自身もよく経験します。
散らかった部屋を前にして、「むしろこのままのほうが落ち着くんじゃ?」と思うことすらあります。
片付けたほうがいいのは頭でわかっていても、心と体がついていかない…そんな時もありますよね。
やる気が出ない理由って?

「どうして片付けのやる気が出ないのか?」その理由を考えてみます。
- 疲れている: 仕事や育児でクタクタに疲れていて、そもそも片付けに割くエネルギーが残っていない。休息優先で精一杯ですよね。
- 完璧を求めすぎている: 全部きちんとやらなきゃと思うとプレッシャーに…。最初から100点を目指そうとするとハードルが上がりすぎて、「今は無理」と感じてしまいます。
- どこから手をつけていいかわからない: 部屋全体が散らかっていると、何から始めるべきか迷ってしまいます。散乱した物を前に途方に暮れているうちに、やる気がしぼんでいく…。
- 「今日だけはいいかな」の先延ばし: 「今日は疲れたし片付けはまた今度でいいかな」と先延ばしにする日が積み重なり、気づけば部屋がカオス状態に…なんてこともあります。
いくつか思い当たるものはありましたか?「あるある…」と感じた方、ご安心を。次はそんな状態から抜け出すコツについてお話ししますね。
小さく始めることの大切さ

実は私、あるとき「とりあえずテーブルの上だけ片付けてみよう」と決めてやってみたことがあります。
最初は気が乗らなかったのに、いざ5分だけと始めてみたら意外とスイッチが入って、結局ほかの場所もどんどん片付けちゃいました。
最初の一歩を踏み出したら、不思議とエンジンがかかったんです。
こんなふうに小さく始めてみることでやる気が湧いてくる現象は、実は心理学では「作業興奮」と呼ばれています。
心理学者クレペリンによれば、やる気がない状態でも一度行動を起こすと脳が刺激され、やる気スイッチが入って継続できるようになるそうです (5分着手が「作業興奮」を生む!|平土井 俊(ひらどい しゅん))。
つまり「5分でいいから何かを始めてみる」という作戦は理にかなっていて、やり始めてしまえばこっちのものなんですね。
気分が乗らないときに試したいこと

「それでもやっぱり気分が乗らない…」というときは、次のような工夫をぜひ試してみてください。
- 好きなBGMをかける: シーンと静まり返った部屋で掃除するより、テンションの上がる音楽を流したほうが気持ちが楽になりますよね。お気に入りの曲にノッて体を動かせば、片付けも楽しくはかどります。
- タイマーをセットする: 「よーし10分だけやろう」とタイマーを使って時間を区切ってみましょう。ゲーム感覚で「10分経ったらやめてOK」と思えば気が楽ですし、意外とタイマーが鳴る頃には「もう少しだけ」と続けられることもあります。
- 自分にご褒美を用意する: 「片付けたらアイスを食べよう」「部屋が綺麗になったらお気に入りの映画を観よう」など、小さなご褒美を設定してみましょう。終わった後の楽しみがあると、やる気のスイッチが入りやすくなります。
- いきなり捨てようとしない: 不用品を「捨てなきゃ…」と思うと気が重いなら、まずは移動させるだけでもOKです。散らかっている物をひとまず箱に入れて別の場所にどけてみる。捨てるのは後で大丈夫。「片付け=全部捨てる」ではなく、まず物を退避させてスペースを作るだけでも立派な前進です。
片付けが苦手でも大丈夫
ここまで色々と「片付けよう!」的なお話をしましたが、たとえあなたが片付け苦手でも大丈夫。
そもそも部屋が散らかるのは、そこでしっかり生活している証拠です。
毎日仕事や家事に頑張っていたら、部屋が散らかるくらい当たり前。散らかること自体は決して悪いことじゃありません。それは 生きてる証 なんですから。
それに、「片付けられる人=偉い」じゃないですよね。
部屋のキレイ・汚いと人の価値は無関係です。得意不得意も人それぞれ。
だから上手く片付けができないからといって、自分を責める必要なんてないんです。
「私ってダメだな…」なんて思わなくて大丈夫!
おわりに
片付けを終えた後の部屋って、本当に気持ちがいいものです。心までスッキリしますよね。
ただ、残念ながらそのスッキリもずっとは続かない…気を抜くとまたすぐ散らかってしまうのが人生です(笑)。
でも大丈夫。また散らかってしまったら、そのときは「とりあえず5分」から始めてみましょう。
気楽にゆる~く、できる範囲で片付け習慣を続けていければOKです。
肩の力を抜いて、一緒に少しずつ頑張りましょう!