ウィーンの老舗カフェとして名高い「カフェラントマン」。その海外第1号店が青山にあり、本場のウィーン料理とカフェ文化を体験できると評判です。先日、夫と週末ランチを楽しんできたところ、想像以上に満足度が高かったので詳しくレポートします。
目次
カフェラントマン 青山店とは
1873年にウィーンのリング通り沿いで創業した「Cafe Landtmann(カフェ ラントマン)」。オーストリア国内の政界・社交界から多くの著名人が訪れ、「ウィーンで最もエレガントなカフェ」と称されてきました。そんな名店の海外第一号店が、ここ青山にオープン。ウィーン本店を忠実に再現し、伝統的なウィーン料理や色とりどりのケーキ、洗練された雰囲気まで楽しめます。
- 所在地:東京都港区北青山3-11-7 AOビル4F
- 特徴:ウィーン本店直伝の料理・スイーツ、クラシカルな店内、バリエーション豊かなカフェメニュー
週末ランチの注文メニュー
私:リンドグーラッシュ(Dセット 2,780円)

ウィーン風牛肉の煮込み料理「リンドグーラッシュ」のDセットを選択しました。

パン・スープorサラダ・ドリンク付き。サラダにしました。
- リンドグーラッシュ:柔らかい牛肉がじっくり煮込まれ、程よい酸味とスパイスの風味が絶妙。温かな煮込みがウィーン気分を高めてくれます。
- サラダ:ボリューミーで新鮮な野菜がたっぷり。ドレッシングもさっぱりしていて飽きずに完食。
- ドリンク:ブルーベリーの紅茶をチョイス。甘酸っぱさが程よく香り立ち、煮込み料理の後でも口がさっぱりします。

夫:クラウトシンケンヌーデルン(ファルファッレ)Cセット 2,080円 + 大盛り200円

夫は「クラウトシンケンヌーデルン」のCセットを注文。+200円でボリュームアップ。
ショートパスタ「ファルファッレ」に、じっくり煮込んだベーコンとキャベツを合わせた一品。

パン・スープorサラダ・ドリンク付き。
- クラウトシンケンヌーデルン:キャベツの甘みとベーコンの塩気がパスタにしっかり絡み、夫曰く「ウィーンの家庭料理って感じでホッとする味」。
- スープ:夫が選んだのは「グーラッシュスープ(Sサイズ)」。牛肉をパプリカで煮込み、少し辛めに仕上げた特製スープで、今回の注文の中では一番おいしいと感じるほどの絶品。
- ドリンク:アッサムの紅茶を選択。

店内の雰囲気
青山のAOビル4Fという立地ながら、店内に入ると一転してウィーンのクラシカルなカフェ空間が広がります。
- インテリア:伝統的なウィーン風カフェを再現した洗練された雰囲気。
- 客層:週末はカップルや女性グループが多め。テーブル間隔はゆったりしており、会話を楽しむのにちょうど良い。
カフェラントマンのこだわり
歴史あるウィーンカフェ文化を再現
1873年の創業以来、文化人や政治家などさまざまな人々が集う場所として親しまれてきたカフェラントマン。その伝統的なメニューや雰囲気を、青山でもほぼ忠実に再現しているのが大きな特徴です。
伝統ウィーン料理とケーキ
ウィーンではカフェ文化とともに、グーラッシュやシュニッツェルなどの郷土料理、そしてザッハトルテ(※2025年1月執筆時点では休止中)やアップルシュトゥルーデルなどケーキの歴史も深いです。青山店でも豊富なケーキが揃っているので、ランチ後のデザートとしても要チェック。
まとめ:ウィーン気分でゆったりランチ
カフェラントマン 青山店は、夫と私の大好きなウィーン料理をゆったり楽しめる素敵なスポットでした。値段はやや高めですが、雰囲気と味、ボリュームを考えれば満足度は十分。特に「リンドグーラッシュ」の煮込みは柔らかく、パスタもキャベツとベーコンの優しい味わいで、どちらもウィーンらしさが感じられる一皿でした。
- おすすめシーン:特別感のあるランチデート、ヨーロッパ風のカフェタイムを味わいたいとき。
- ポイント:やや値段は高めなので、落ち着いたお店でゆっくり過ごしたい人向け。デザートまでセットで楽しむとさらに満足度アップ。
それでも「ウィーンの老舗カフェ」を都内で体験できる貴重なお店です。興味がある方は、ぜひ本場のウィーン料理とカフェ文化をカフェラントマン 青山店で堪能してみてはいかがでしょうか。