熱海「和食処 こばやし」で味わう金目鯛の煮付けランチ&「熱海TENSUI」宿泊記:宿選びで感じたこと

先日、熱海へ小旅行に行ってきました。旅行を計画する際、宿選びはいつも悩みの種。今回はランチに立ち寄った「和食処 こばやし」と、宿泊先として選んだ「熱海TENSUI」についてご紹介します。実際に訪れてみて感じたことを、率直な目線でお伝えします。

ランチは「こばやし」の金目鯛煮付け定食

熱海に到着したら、まずはお昼ごはんを求めて和食処「こばやし」へ向かいました。地元でも人気のお店と聞いていたので、開店直後を狙うのがおすすめです。実際、平日でも12時前には行列ができていました。

メニュー選びでは、ちらし寿司と迷いましたが、今回は「金目鯛の煮付け定食」をチョイス。夫も同じものを注文しました。最初に出てきたナス料理は、とても味がしっかりしていて、普段あっさりした食事に慣れている私には、濃厚な味わいがとても新鮮でした。

いよいよ主役の金目鯛の煮付けが登場。甘辛い煮汁はとても濃く、金目鯛そのものにはそこまで味が染み込んでいないものの、十分な満足感を得られます。店員さんはご飯に煮汁をかける食べ方を勧めていましたが、そのままでも十分に濃厚です。夫とも「濃いね!でもおいしいね!」と味わいながら、最後まで飽きずにいただきました。

次回また熱海を訪れる機会があれば、ぜひ再訪したいお店です。

宿泊先は「熱海TENSUI」へ

観光を楽しんだ後、この日の宿泊先は「熱海TENSUI」。客室が19室と少なめで静かな雰囲気、そして写真で見る限りは綺麗そうだったこと、さらに比較的リーズナブルな料金が決め手でした。

ところが、実際に宿泊してみると、いくつか気になる点が目につきました。たとえば、大浴場の脱衣所はかなり年季が入っており、清潔感の面で改善の余地を感じました。また、大浴場付近で好ましくない虫(Gらしきもの)を目撃してしまったり、客室の空調音が予想以上に大きく、耳栓なしでは寝づらい状況でした。さらに、障子越しに朝日が強く差し込み、早朝に目覚めてしまうほど。遮光カーテンなどもう少し工夫が欲しかったところです。

全体的に、施設のメンテナンス面で課題が多く感じられました。小規模な宿はアットホームな良さもありますが、修繕や設備投資が追いつかない場合もあるのかもしれません。

ウェルカムスイーツと客室の印象

チェックイン後には、無料のウェルカムドリンク&スイーツを楽しむコーナーがありました。種類は多くありませんが、ちょっとしたおもてなしは嬉しいものです。

もぐもぐタイム。味わいは可もなく不可もなく、という印象でした。

客室自体は広めで、ベッドも硬すぎることなく快適でした。しかし、先述した空調音や光の差し込みなど、睡眠環境には不満が残りました。光や音に敏感な方には、あまり向いていないと感じます。また、洗面台とトイレが一体型になっているためか、初めて部屋に入った際には少し気になる臭いがあり、換気をすることでようやく落ち着く状態でした。設備の経年劣化が見られる点は残念でした。

冷蔵庫には無料の水とニューサマーオレンジジュースが用意されており、これは嬉しいサービス。小さな心配りがあるだけに、他の部分も改善されればより快適な滞在になるだろうと思いました。

食事:夜ごはんと朝食

食事会場はこんな感じ。

夜ご飯付きのプランにしました。「翠」コースです。前菜盛り合わせ。なんか居酒屋みたい。

ビーフシチュー。

和風トマトスープ、ハモ入り。ハモが入っているからか、どうしても血を連想してしまって私は苦手でした…。

カルパッチョ。コースの料理、お皿は大きいけど量はどれもとても少ない。女性でも少ないなって思うくらいなので男性は絶対に足りない。

メインのローストビーフ。ソースは和と洋2種類あっておいしかったです。

お皿がチーズみたい。

ナスと貝の蒸したやつ…。量に対してお皿が大きすぎるし、もはやコンポジション。

ごはんセット。ローストビーフの時にほしかったね〜といいながら食べる白米…。

夜食にお部屋でどうぞ!のいなり寿司。そもそも夜ご飯の量が少ないし、部屋まで持って帰るのも面倒なので皆でその場で食べました。このいなり寿司が一番美味しかったかも。

クレープシュゼット。目の前で仕上げてくれます。

アルコールを飛ばして…

ファイヤーで香り付け。

おいしい。

お風呂上がりに夫と乾杯。さっぱりしていておいしかった!

朝食です。ちょっとずついろいろ食べることができるのはたのしい。朝しっかり食べることができる人は旅慣れている人っていうよね。もちろんわたしは寝不足でコンディションが微妙なため完食していません。

振り返り:宿選びは難しいけれど、旅はやっぱり楽しい

今回の旅は、宿の面で期待した水準に届かない部分もありましたが、それでも非日常的な空間で過ごす時間は貴重な経験です。これから他の旅先も巡る予定があり、まだまだ楽しみは尽きません。

そして、旅行を終えて自宅へ戻ると、やはり自分の家が持つ安心感や落ち着きに癒やされます。旅先で感じる新鮮さも、帰宅後のほっとする感覚も、それぞれが私たちの日常を豊かにしてくれるのだと、改めて実感した旅行となりました。

ABOUTこの記事をかいた人

30代専業主婦。東京で夫と自由気ままな2人暮らし。カフェタイム命の夫婦。ミニマリストに憧れる元マキシマリスト。散歩でたまに出会うペキニーズが癒し。英語勉強中。好きな映画は『ビッグ・フィッシュ』(何度見ても大号泣)。推しのマッチョはクリス・ヘムズワース(会いに行った)。ハリポタ熱再熱中(ヘドウィグ)。鳥羽水族館のラッコライブカメラLOVE(キラメイ)。最近のマイブームはカービィ☆