基本情報
商品名はトリュフ スープチーノ。サイズはショートのみ。持ち帰りは491円、店内は500円。発売は2025年11月14日からで、全国の店舗で提供予定の新カテゴリーです。黒トリュフの香りに三種のきのこ風味を合わせ、スチームミルクで仕立てた“カプチーノみたいなスープ”という位置づけ。ミルクの種類はカスタマイズ可能とのことです。
飲んでみた正直な感想
一口目はミルク感のあるあっさりスープ。トリュフの香りはふわりと来るものの、全体の印象は重たくありません。もっとこってり系を想像していたので拍子抜けする人もいそう。具材は入っていないため、ごくごく飲むタイプのスープという位置づけがしっくり来ます。濃厚派の自分としては、もう一段コクが欲しいというのが本音でした。ということでまた飲みたい！という感じではありませんでした。でも面白いから１回は飲んでみてほしい。
温度とサイズの注意点
ショートサイズだからか、冷めるのが早いと感じました。温度が下がると香りも輪郭も薄れやすく、満足感が下がります。提供されたら早めに飲む、店内なら受け取り後すぐ席で一息、テイクアウトなら移動時間を短くする。この二つを意識するだけで印象がかなり変わります。
合う人 合わない人
合うのは、休憩ついでに温かい一杯を軽く取りたいとき、朝の一皿代わりにサンドやベーカリーと合わせたい人。合わないのは、クラムチャウダーのような濃厚系を期待している人、具材感や食事感を求める人。
おすすめの飲み方
受け取り後すぐ口を付ける。香りが立っているうちが一番おいしいタイミングです。フードは塩気のあるペストリーやハム系サンドと合わせると、スープの軽さがバランスを取ってくれます。テイクアウトなら蓋は半開で湯気を逃がしすぎない、移動は短距離で。
まとめ
スターバックスがスープを一杯ずつスチームで仕立てる、という発想は面白く、カテゴリーとしての可能性を感じました。今回のトリュフ スープチーノは軽やかで飲みやすい一方、濃厚好きには物足りない場面もありそう。温度が味の決め手になるので、提供からの前半勝負を意識すると満足度が上がります。次作ではこってり寄りや具入りの展開にも期待。
